好きなことで生きていく前に

この間はじめしゃちょーの記事が目に留まってみてたんだけど、

やっぱ好きなことで生きてはいけないなぁって改めて思った。

 

同じことを続けていくうちに新鮮さは薄れて刺激は摩耗して次第に飽きてくる。

 

はじめしゃちょーが動画投稿を始めた当初とと変わらぬテンションで動画を撮影しているかと考えたらやっぱりそうではないと思う。

 

というか、自分の好きなことを一定の頻度で動画化するなんて

それがどんなに好きなことであっても次第に苦痛になるよ。

 

苦痛とまではいかなくても、「好きなこと」から離れていくのは間違いない。

 

好きならやれるだろ!

 

好きなら耐えられるはずだろ!?

 

ほんとうに好きならがんばれよ!!!

 

とのたまう輩もいますが、こんなのは的外れだ。

 

好きなことは少しでもやりたくなくなったらやめていいんだよ。

 

またやりたくなったら勝手にやるんだから。

 

それを自分に好きなことだと暗示をかけてそのことをするたびに

どんどん好きなことから遠ざかっていく。

 

しかも、やっかいなことに自覚がないまま好きなことは嫌いなことに変わっていくからねぇ。

 

気づいた時にはもう手遅れ、あんなに好きだったことも

もはやどうでもいいことにカテゴライズされてしまう。

 

まったく恐ろしい出来事だよ。

 

 

閑話休題

 

 

では、はじめしゃちょーはそんな好きなことではない何かを

なぜここまで続けてこられたんだろうか?

 

お金のためだろ?と思う人もいるとだろうけど、それが一番の理由ではないと思う。

 

俺自身、ブログとか動画投稿をしてみて実際に感じたことは

「なぜ投稿してるんだろう」という気持ちだった。

 

不思議だよね、最初はそんなこと考えずに好きなことして

それをアホみたいに投稿してたのに今はそんなこと思ってる。

 

本来、好きなことは晒さなくてもいいことなんだ。

 

なにせ本人が好きなことをやるだけでもう完結してるんだから。

 

動画化する必要なんて最初からない。

 

じゃあなぜ動画化しているのか?

 

それはやっぱり見てくれる人がいたからだと思う。

 

過去に承認欲求のことをブログで書いたけど、

そういう側面もあると思う。

 

はじめしゃちょーも途中から見てくれる人を意識して動画を創るようになったと思うし。

 

もし自分の好きなことが大衆に受け入れられない場合、好きなことで生きていくことはできないんだ。

 

生きていくというより仕事にするのは無理だと思ったほうがいい。

 

それでもそれを仕事にしたいというのならもう大衆に合わせていくしかない。

 

見てくれる人が喜んでくれそうなことを取り入れていくしかない。

 

はじめしゃちょーがほんとうに好きなことだけをやっていたら

ここまで成功したかどうかはわからないと思うし。

 

結局のところ純粋に好きなことをして生きていくことなんてできねぇんだ。

 

仕事にすることで好きなことからは離れていってしまうのだから。

 

好きなことなら好きな時に好きなだけやればいい

 

↑が実現できない場合、好きなことは好きじゃなくなっちまう可能性が高いと俺は思う。

 

この記事にたどり着いたあなたに今一度聞きたい

 

好きなことで生きていきたいですか?

 

もう一度よく考えてみてください

 

あなたのほんとうに好きなことが好きじゃなくなる前に