SNSが趣味なヤツはヤバい

 

自分の趣味をブログやら動画やらで投稿してみることは今や誰でもやるし、けっこう当たり前になってる。

 

俺もそんな人たちの一人だし、どんどん発信していけばいいと思う。

 

それにコメントとかイイネとかの反応があると「みてくれてる人がいるんだなぁ」と実感もできるしモチベーションを上げる手助けにもなるしね。

 

でもけっこうこいつがクセモノだったりする。

 

最初はもちろん自分が楽しんで投稿しているんだ。

 

でもいつしか更新しないままだと反応が何もないことに気づく。

 

そりゃそうだ、何も更新していないんだから反応なんてあるはずがねぇんだよ。

 

それなのに変に期待して自分がまだチヤホヤされていると錯覚しているんだ。

 

ほんとうバカだねぇ。

 

あたたかいコメントで「更新待ってます」みたいなコメントをしてくれる方もいるので、だんだんとSNSにハマってくる。

 

そしてここまでくると目的がすり替わってくる。

 

そもそも趣味でSNSにあげているものなんて本人の気分次第で投稿するかしないかが決まっちまうもんだ。

 

別にやりたくなかったらやらなくていい。

 

社会人にもなると仕事で趣味に割く時間なんてもんはなくなっちまう。

 

疲れてやりたくない時だってある。

 

しかし、一度知った快楽にはとても強い意志を持った人間でない限り抗えるものではない。

 

自分のブログや動画などに反応がかえってくるのは本当にうれしいことなんだ。

 

はっきりいって気持ちいい。

 

女性がインスタグラムでいいねを押されたい気持ちは一度SNSに投稿してみれば痛いほど体験することができる。

 

だからいつしか趣味がSNSにのっとられちまう。

 

自分の趣味を投稿することが目的だったのに、自然と反応をもらうことが目的になってくる。

 

こうなってくると自分の趣味なんて霞んでくる。

 

何しろ反応をもらうこと自体が趣味になっているんだから。

 

だからSNSを趣味にすることはけっこうヤバいんだ。

 

自分の本当の趣味を大切にしながら、SNSを続けていく、

そんな自分でいたいなぁ。